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2019.06.14 | Bespoke

ビスポーク作業工程 その1 パルテンツァ大阪

ビスポーク作業工程 その1 パルテンツァ大阪のアイキャッチ画像

こんにちは。

大阪店の岩元でございます。

 

本日は大阪店で展開しているビスポークの作業工程をご紹介させていただきます。

タイトルに「その1」と書いている通り、少しずつご紹介してまいりますので長い連載になります。

全ての作業工程をご紹介するのは難しいので、かいつまんで書いていこうと思います。

 

服を作る際はビスポークにしろパターンオーダーにしろ流れは似ています。

型紙作成→裁断→縫製

かなりざっくりと書くとこの流れですね。

 

そしてビスポークはというとその一つ一つの工程に手間と時間をかけて1着ずつ作りあげていきます。

まして私のように外注に出さず1着全ての工程を丸縫いするとなると、やはり時間がかかります。

私の作る服は大阪店の店内で全て完結します。

 

少し話がずれましたが、工程のご紹介に話を戻します。

 

まずは型紙を作ります。

テーラーによっては型紙を作らず、生地に直接線をひいて裁断する方もいますが、私は型紙を作る派です。

採寸によって得られた情報を基に線を引きます。

型紙の作り方もテーラーによって胸寸式(胸度式)と短寸式の2種類に大きく分かれると思います。

私は主に短寸式で型紙を作っています。

 

写真はジャケットの型紙です。ジャケットは前身頃、後身頃、袖の3枚。上衿は用意しません。

これに加えスーツですと、トラウザーズ分も用意します。トラウザーズは前後の身頃2枚。

 

 

次は生地を裁断する前に「地のし」(地直し)を行います。

生地は経緯の糸で構成されています。

その糸が織りあげる際に微妙に斜めになることがあります。高級な生地でも安価な生地でも同じです。

地の目が歪んだまま裁断すると出来上がりにまで影響してきますので、これを最初の段階で直しておくという作業です。

これは工場縫製でも行われている作業です。

 

 

霧吹きでしっかりと濡らします。霧吹きのボトル2回分くらいは水をかけます。

地のしはウールの生地はもちろん、特に麻や綿などは必ず行います。

 

しっかりと濡らしたら、袋に入れて一晩寝かせ糸の奥まで水を吸わせます。

ウールはこの濡らした際に独特の獣臭がします。毛芯もですね。

私は割と嫌いではないです。笑

 

 

これを翌日アイロンで地の目を直しながら整えます。

これが終わると裁断です。

 

 

長くなりますので、続きはまた書きます。

本日もご覧いただき誠にありがとうございました。

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